予防歯科とは、ムシ歯などになってからの治療ではなく、なる前の予防を大切にすることです。歯とお口の健康を積極的に守るため、歯科医院などで受ける定期検診「プロケア(プロフェッショナルケア)」と、歯科医師や歯科衛生士の指導に基づいた毎日のお家での「セルフケア」の両方で、「予防歯科」を実践しましょう。

●セルフケアで歯周病を予防する。

歯周病とは、雑菌が繁殖し歯茎で炎症が起きていたり、膿(うみ)がたまっていたりする状態のことです。歯周病を予防するためには、この炎症や膿が出る状態を回避しなければいけません。歯茎に雑菌が侵入しても本来の人間の機能をもってすれば退治できるはずなのですが、体調不良や、疲れなどで抵抗力・免疫力が落ちとると、退治できなくなります。ですから、抵抗力・免疫力を高めることが歯周病の対策のひとつとしてあげられます。

●抵抗力・免疫力を上げる。

みなさんは、「ふくらはぎは、第二の心臓」と言われ、腸は「第二の脳」と言われているのをご存知ですか?脳と腸は、自律神経やホルモン、サイトカインなどの情報伝達物質を通して、互いに密接に影響を及ぼし合っているのです。脳がストレスを感じると、自律神経から腸にストレスの刺激が伝わるので、お腹が痛くなったり、便意をもよおしたりするのです。腸が病原菌に感染すると、脳は不安を感じます。腸からホルモンが放出されると、脳は食欲を感じます。なので、腸は「第2の脳」と言われているのです。

人間の免疫細胞の多くは腸内にあると言われています。腸内細菌の中の「善玉菌」を増やして腸内環境を整えることが免疫力を高めることにつながります
ヨーグルトや乳酸菌飲料を積極的に摂取して腸内環境を整えて、抵抗力・免疫力を高めましょう。