夏は水分補給の為に、甘い飲み物を口にする機会が増えます。また夏休みで遊びに行った時に甘い物を口にする事も多くなります。生活も不規則になり、歯の掃除も不十分になり、結果「虫歯」が増える事になります。また清涼飲料水やスポーツドリンクなどを大量に飲み続けるとペットボトル症候群に、なってしまうかもしれません。

「ペットボトル症候群」とは?

「ペットボトル症候群」という言葉をご存じでしょうか。「ペットボトル症候群」とは、清涼飲料水やスポーツドリンクなどを大量に飲み続けることによって起こる「急性糖尿病」のことを言います。20~30代の若者に多く発症しますが、最近では40~50代の中年世代にも発症者が増えているようです。
のどが渇いたとき、手軽に飲めておいしい清涼飲料水やスポーツドリンクは、コンビニや自動販売機などでどこでもすぐに買えて便利なものです。夏は、たくさん汗をかき水分が失われるため、1日にペットボトル何本も飲んでしまう人がいるようです。発汗時に失われる電解質などが手軽に補給できて、味も飲みやすいために重宝されている飲み物と言えば「スポーツドリンク」です。さっぱりとさわやかな風味のスポーツドリンクには、意外とたくさんの糖質が含まれています。砂糖や果糖ぶどう糖液、甘味料(スクラロース)などが記載されています。ある有名なスポーツドリンク500ml中には、33.5gの糖分が入っています。これは、スティックシュガーの約11本分に相当するそうです。
糖分がたくさん含まれた清涼飲料水を大量に飲むと、血糖値が上がり、血糖値が上がるとのどが渇くため、さらに水分を清涼飲料水で摂るという悪循環に陥ってしまうことも「ペットボトル症候群」の特徴です。

開けたら早めに飲む!

一度口をつけたペットボトルの中で、細菌がすさまじい勢いで増殖しているのをご存知でしょうか?
直接、口をつけることで、口腔内にある食べ物のかすなどがペットボトルに混入してしまうためです。菌の増殖率は季節や温度、湿気などによって左右されますが、菌の増殖が激しい暑い夏の時期は要注意です。ちなみに菌の中には、大腸菌やカンジダ菌、黄色ブドウ球菌など、下痢・嘔吐・発熱・食中毒の原因になるものが含まれている場合もあります。保存料無添加という条件では、スポーツ飲料よりも麦茶の方が極端に細菌が増えるそうです。一回あけたら、3時間以内には飲みきるようにしましょう。

ダラダラ飲みを続けると「歯」も危険!

 熱中対策だからといって、清涼飲料水を、1日中ダラダラと飲んだり、就寝前に飲んでそのまま寝てしまったりすると、虫歯菌を増やす原因になります。唾液には口の中の酸を中和し、初期虫歯を治癒する力がありますが、就寝中は唾液の分泌が少なくなります。そんなときに清涼飲料水が口に残っていると、非常に危ないのです。
スポーツドリンクは、大量に汗をかいたときに一時的に体力を回復させるには効果があります。しかし、糖分が多いので、飲んだらしっかり歯磨きすることを忘れずに。また、夏はジュールや炭酸飲料などもおいしくなる季節。いずれも飲みすぎやダラダラ飲みを続けることは虫歯の原因になるので、注意が必要です。

普段の水分補給は、水やお茶で十分です。歯と体の健康のために、清涼飲料水やスポーツドリンクは飲み過ぎないことが大切です。