口腔ケアには2つの目的があります。

機能的口腔ケア

1つ目は、口腔機能(食べる・話す・笑う・表情を作る・呼吸をする)を維持・増進させることが目的の「機能的口腔ケア」です。

口腔機能のリハビリテーションの代表的なものとして、舌体操や顔面体操・唾液腺マッサージなどがあります。

舌を動かすことで口の周り筋肉トレーニングにもなり摂食嚥下障害を起こさない様に舌や唇まで含めたすべての機能を活性化させる目的もあります。

 器質的口腔ケア

2つ目は、身近な歯磨きなどによって虫歯や歯周病といった一般的な歯科疾患の予防を目的とした「器質的口腔ケア」です

口の中をきれいにすることで誤嚥により引き起こされる肺炎(誤嚥性肺炎)や呼吸器感染症などを防ぐ目的もあります。

 

これらの口腔ケアは高齢者にとって多くのメリットがあります。

当医院でも、施設入所者のQOL(生活の質)の向上と認知症進行予防を目的とした口腔ケアを実施しております。

 

次回は「誤嚥性肺炎」についてお話します。