乾燥の季節、ドライマウスに注意

10月になると、朝晩の空気がひんやりとして、だんだん乾燥を感じる季節になってきます。実はこの“乾燥”が、お口の中にも影響を与えることをご存じでしょうか。

唾液の大切な役割

唾液は、食べ物を飲み込みやすくするだけでなく、口の中を潤してむし歯や歯周病から守る大切な働きをしています。唾液が少なくなると、口臭が出やすくなったり、粘つきを感じたりすることもあります。

秋から冬にかけてドライマウスが増える理由

空気の乾燥だけでなく、マスク生活や加齢による唾液分泌の低下も関係しています。特にこの時期は気づかないうちに口が渇きやすく、放っておくとお口の健康に影響を与えることがあります。

ご家庭でできる工夫

・こまめに水分補給をする
・よく噛んで食べ、唾液を出す習慣をつける
・鼻呼吸を意識する

など、身近な工夫でドライマウスを予防することができます。

これからの季節は、乾燥による口の渇きに注意が必要です。気になる症状がある場合は、歯科で相談することも早めの解決につながります。秋の健康管理に、お口の潤いも意識してみてください。