冬になると歯がしみる…その理由と対策をご存じですか?
冬になると、「歯がしみるようになった」「冷たい空気でキーンとする」といったご相談がぐっと増えます。
実は、寒さはお口にさまざまな影響を与え、歯のしみ(知覚過敏)症状を引き起こしやすい季節なのです。
■ 冬に歯がしみやすくなる理由
① 冷たい外気の刺激
マスクを外した瞬間の冷たい空気。これだけでも歯の表面に強い刺激となり、しみる原因になります。
② 温かい飲み物との“急激な温度差”
外気の冷たさ → 熱い飲み物 → また外気へ…
と、温度差が大きいと歯に負担がかかり、しみやすくなります。
③ 冬の乾燥による“口呼吸の増加”
空気が乾燥すると鼻呼吸がしづらくなり、無意識に口呼吸が増えることも。
口の中が乾燥すると歯の表面が敏感になり、刺激に反応しやすくなります。
④ 酸性飲料・ホットドリンクの影響(酸蝕)
冬は温かい飲み物を飲む機会が増えますが、
・レモン系ホットドリンク
・甘いカフェラテ
・スポーツ飲料
など、酸性のものが多いのも事実。
歯のエナメル質がやわらかくなり、しみる症状につながることがあります。
■ 「しみる=知覚過敏」だけではありません
しみる症状の裏には、
・初期むし歯
・歯周病による歯ぐき下がり
・噛みしめ・食いしばり
・酸蝕歯の進行
など、さまざまな要因が隠れていることがあります。
とくに酸蝕は痛みがないまま進行しやすく、気付いたときにはエナメル質が薄くなっていることも。
■ 気になる症状は早めのチェックが大切
「冬だからしみるのは当然」と思って放置すると、症状が慢性化してしまうこともあります。
歯科では、症状の原因を確認し、必要に応じて
・知覚過敏のお薬
・噛みしめ対策
・酸蝕予防のケア
など、一人ひとりに合った方法をご提案できます。
冬はお口がデリケートになる季節。
しみる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
寒い季節も快適に過ごせるよう、しっかりサポートさせていただきます。

