のどをきたえて、寝たきり防止!

人は重い荷物を持ち上げる時や、固い瓶のふたを開けるときなどに、のどに力を込めます。

のどに力を込めると、声帯が締まり、吸い込んだ空気が外にもれないように「栓」をします。そうすることで、肺を風船のように膨らませます。

肺が空気でパンパンに膨らんでいると、体が安定し、力を出しやすくなります。実際、息を吸いながら握力を測ると、

息を止めているときよりも30%ほど低くなるそうです。

 

もし、のどの力が衰えて声帯を締められなければ、よろけたときに足をグッと踏ん張れず、

転倒してしまうかもしれません。高齢者が転倒すると、骨折から寝たきりになることもあり得ます。

健康寿命を延ばすためには、のどの力がとても重要です。

 

 

 

 

 

 

~のどトレのすすめより~