ハロウィンとお菓子むし歯予防の工夫
10月といえば、子どもたちに人気のイベント「ハロウィン」があります。
起源はケルトのお祭り
ハロウィンはもともと古代ケルト人の「サウィン祭」に由来します。19世紀に移民がアメリカに渡りハロウィンの風習をアメリカに持ち込みました。10月31日に、夏の終わりと冬の始まりを祝い、死者の霊が戻ってくる日とされていました。このため、かぼちゃのランタン(ジャック・オ・ランタン)で魔除けをしたそうです。「ジャック・オ・ランタン」は、いたずら好きのジャックという男の伝説から生まれました。元々はカブで作られていましたが、アメリカでは手に入りやすいかぼちゃに変わりました。
ハロウィンは、仮装や飾りつけと一緒に楽しみなのが、やっぱりお菓子です。ただし食べ方を工夫しないと、むし歯のリスクが高くなることもあります。
“だらだら食べ”を避け食べたら歯磨き
お菓子を少しずつ長時間食べ続けると、口の中が常に酸性になり、むし歯の原因になります。時間を決めて食べるだけでも、歯にやさしくなります。またお菓子を食べた後は、歯みがきをしましょう。すぐ歯みがきができなくても、まずは水で口をすすぎましょう。糖分を洗い流すことで、お口の環境が整います。
ハロウィンのお菓子は、ルールを決めて楽しめば問題ありません。お子さんも大人も、お口の健康に気を配りながら、秋のイベントを笑顔で過ごしましょう。

