冬になると歯がしみる?
12月に入り、冷たい風や冷たい飲み物で「キーン」と歯がしみることはありませんか?この症状は「知覚過敏(ちかくかびん)」の可能性があります。寒さが本格化する季節に、増えやすいお口のトラブルのひとつです。

知覚過敏の原因
知覚過敏は、歯の表面を守るエナメル質がすり減ったり、歯ぐきが下がって歯の根元が露出したときに起こります。原因としては、
- 強いブラッシングで歯や歯ぐきが傷む
- 歯ぎしりや食いしばりによる摩耗
- 酸の強い飲食物によるダメージ
などが考えられます。
放置するとどうなる?
知覚過敏は一時的に収まっても、放置すると悪化することがあります。
さらに、似た症状に「虫歯」が隠れていることもあり、自己判断で済ませてしまうと発見が遅れる危険があります。
対策とケア
- やさしく丁寧にブラッシング(毛先の柔らかい歯ブラシを使用)
- 知覚過敏用の歯磨き粉を使う(継続して使うと効果的)
- 歯科医院での相談(症状に合わせた処置が可能)
寒さで歯のしみる症状を感じたら、それはお口からのサインかもしれません。早めに気づいてケアをすることで、年末年始を快適に過ごすことができますよ。
