地ビールの日
4月23日は「地ビールの日」です。 1999年(平成11年)に、日本地ビール協会を中心とした「地ビールの日選考委員会」によって制定されました。 日本に生まれつつある「ビール文化」を大きく育てることを目的としているそうです。由来は、ドイツで1516年4月23日に定められた「ビール純粋令」という世界最古の食品条例が定められた日にちなんでなのだとか。
酸蝕歯とは?お酒も原因?
酸蝕歯(さんしょくし)とは酸性の飲食物により歯が溶かされる病気です。歯の表面はエナメル質という固い組織で覆われていますが、ph値が小さい酸性にさらされ続けると溶けてしまいます。ちなみにむし歯は部分的に歯が溶かされますが、酸蝕歯は歯全体が溶かされるのが特徴です。
ph値とは・・・
phは液体の性質を表す尺度で通常1から14までの値で示されます。ph7が真ん中で中性、7より小さいと酸性、7より大きいとアルカリ性です。お口の中は通常ph7程度の中性に保たれていますが、飲食などをきっかけにphが5.5前後に傾くと歯が溶け始めます。ビールはph4.0~4.4ですから注意が必要です。またハイボールや酎ハイなどの炭酸割はさらに酸性度が強くなっています。炭酸はそれ自体が酸性ですからph値は小さくなります。
酸蝕歯を予防するための「お酒の飲み方」
お酒の合間に、アルコールと交互に水を飲むと、口の中が酸性になりすぎるのを防ぎます。また、長時間ダラダラ飲むと、酸が歯に触れる時間が増えます。飲む時間を決めて、サッと飲むことが酸蝕歯予防にはよいのです。チーズ、ナッツ、アルカリ性のおつまみなどは酸を中和しやすく、酸蝕歯予防に役立ちます。
