夏の寝苦しさと顎関節症
暑い日が続く8月。夜になっても気温が下がらず、「なかなか寝付けない」「夜中に何度も目が覚める」という方も多いのではないでしょうか。実は、このような睡眠の質の低下が、顎関節症の症状に関係していることがあります。
夏の睡眠不足と食いしばり
顎関節症は、口を開けると音が鳴る、あごが痛む、口が開けにくいといった症状が現れる病気です。
原因はさまざまですが、そのひとつが「食いしばり」や「歯ぎしり」です。
暑さによる睡眠不足や疲労、ストレスがたまると、寝ている間に無意識に歯を強くかみしめてしまうことがあります。その結果、あごの関節や筋肉に負担がかかり、顎関節症の症状につながることがあるのです。
●口のストレッチでリラックス
あご周りの筋肉が緊張していると感じる場合は、無理のない範囲で口のストレッチを行うのもおすすめです。
ゆっくり口を開け閉めしたり、上下の歯を軽く離して「あごの力を抜く」ことを意識したりするだけでも、筋肉の緊張を和らげる助けになります。
また、エアコンを上手に活用し、寝室の温度を快適に保つことも質の良い睡眠につながります。
「カクカク音」は早めに相談を
口を開けるとカクカク音がする、あごが疲れやすい、朝起きるとあごがだるいなどの症状がある場合は、顎関節症のサインかもしれません。
症状が軽いうちに対処することで、悪化を防げる場合があります。
暑さで疲れがたまりやすいこの季節。しっかり眠ることは体の健康だけでなく、あごの健康を守ることにもつながります。
気になる症状があら時は、早めに歯科医院に相談することをおすすめします。

