乾燥が引き起こす口腔内トラブル!?

冬になると空気が乾燥し、私たちの口腔内もその影響を受けやすくなります。乾燥によって引き起こされる口腔内トラブルは、思った以上に多いのです。

口の渇き(ドライマウス)

乾燥した空気が原因で、唾液の分泌が減少し、口の中が乾くことがあります。唾液は口腔内の自浄作用を助け、細菌の繁殖を防ぐ役割があるため、唾液が少なくなると虫歯や歯周病のリスクが増します。

対策・・・こまめに水を飲む・口腔用の潤いスプレーやジェルを使う・加湿器を使って室内の湿度を保つ

口臭

乾燥によって唇が割れる、または口の周りの皮膚がかさつくことがあります。これは見た目にも気になるだけでなく、痛みを伴うこともあります。

対策・・・唇専用のリップクリームを使う・食事後に口周りを優しく保湿する

歯や歯茎の過敏症

乾燥した空気が口腔内との温度差を生み、歯がしみることがあります。特に冷たい飲み物や食べ物を摂ると、歯に痛みを感じることが増えるかもしれません。

対策・・・歯磨き粉に敏感歯用のものを使う・冷たいものを避け、温かい飲み物を摂る

冬の乾燥対策は、口腔内の健康を守るために欠かせません。乾燥した空気から口腔内を守るために、こまめな水分補給と口腔ケアを意識的に行いましょう。お口のトラブルを予防し、快適な冬を過ごすために、今からできることを始めてみてくださいね!