歯の本数と転倒リスクの関係

「転ばないように気をつけましょう」

高齢になるとよく耳にする言葉ですが、実は転倒のリスクには「歯の本数」も関係していることがわかっています。

 

なぜ歯が少ないと転びやすくなるの?

歯には食べ物を噛むだけでなく、体のバランスを保つ働きもあります。

しっかり噛めることで、あごや顔の筋肉だけでなく、首や体幹の筋肉も自然と使われます。また、噛むことで脳へさまざまな刺激が送られ、姿勢やバランス感覚の維持にも役立っています。そのため、歯を失ったまま放置したり、合わない入れ歯を使い続けたりすると、噛む力が低下し、転倒のリスクが高まる可能性があると考えられています。

●お口の健康は全身の健康につながる

転倒による骨折は、寝たきりのきっかけになることもあります。

「歯が痛くないから大丈夫」と思っていても、定期的な歯科受診で歯や入れ歯の状態を確認することは、全身の健康管理にもつながります。

いつまでも自分の足で元気に歩き続けるために、お口の健康も大切にしていきましょう。