~レベル~
オーラルフレイルはお口の機能が低下していく段階(レベル)を、4段階で表します。
オーラルフレイルの4つのレベル
●第1レベル
高齢になるとともに環境の変化や社会参加への意欲が失われたり、孤立したりする方が増えます。それが原因となり、自身のお口をキレイにすることに無関心になり歯を失うリスクが高まることにつながります。
●第2レベル
滑舌が悪くなる・食べこぼしが増える・むせやすいといった衰えを感じはじめます。「年だから仕方ない」とあきらめてしまい、噛むのが楽なやわらかい食品を選んで食するようになっていきます。それが習慣になるとさらにお口の機能低下が進んでしまうことになります。
●第3レベル
噛めない・飲み込みにくいなど、医療の介入を考える段階になります。歯科医院で「口腔機能低下症」と診断される方が多くなります。
●第4レベル
お口の機能低下がさらに進行し、栄養を取ることが難しくなってきます。低栄養の状態が続くと身体的なフレイルが加速し、最終的には要介護状態に至ってしまいます。
≪オーラルフレイル概念図2019年版≫
(日本歯科医師会HPより)