秋の夜長と“歯の健康習慣”
秋の夜長、つい甘いものに手がのびる季節
秋が深まり、夜の時間が長く感じられるようになりました。読書や映画鑑賞、音楽を聴きながら過ごす「秋の夜長」はとても心地よいひとときです。そんなリラックスタイムに、ついお菓子や甘い飲み物に手がのびてしまう…という方も多いのではないでしょうか。
夜遅い飲食はむし歯のリスクに
気をつけたいのは、夜遅い時間に口にした「甘いもの」です。そのまま歯を磨かずに眠ってしまうと、むし歯のリスクがぐんと高まります。寝ている間は唾液の分泌が減り、歯の自浄作用が弱まるため、口の中がむし歯菌にとって活動しやすい環境になってしまうのです。
睡眠とお口の健康の深い関係
実は「睡眠不足」もお口の健康に影響します。体の免疫力が低下すると、歯ぐきが炎症を起こしやすくなり、歯周病リスクが高まるといわれています。夜更かしをする日が増えがちなこの季節ですが、できるだけ規則正しい睡眠と、就寝前の歯みがきを心がけましょう。

秋の夜長は、自分の体や健康を見直すよい機会でもあります。歯みがきに少し時間をかけて丁寧にみがいてみたり、デンタルフロスやマウスウォッシュを取り入れてみたり。そんな習慣を続けていくことで、お口の健康はしっかり守られていきます。今年の秋は、趣味やリラックスタイムとあわせて、“健口(けんこう)習慣”も楽しんでみてはいかがでしょうか。
