春分の日

今日3月20日は春分の日ですね。春分の日は、地球の運行状態によって変わり、毎年3月20日から21日のいずれか1日です。

春分の日が国民の祝日として定められたのは戦後、この日に執りおこなわれていた宮中祭祀である春季皇霊祭に由来します。春分の日は春のお彼岸の中日にあたり、お墓参りをしてご先祖様を供養する日でもあります。

「おはぎ」と「ぼたもち」

お彼岸のお供え物でおなじみの「おはぎ」と「ぼたもち」。

どちらも同じ和菓子に見えますが、なぜ呼び名が違うのでしょうか?

おはぎとぼたもちの一番わかりやすい違いが「いただく時期」です。 春と秋、年に2回訪れるお彼岸のうち、ぼたもちは春に、おはぎは秋にいただくのが一般的です。諸説ありますが、おはぎとぼたもち、 名前の由来はどちらも「花」で、おはぎは秋に花を咲かせる「萩(はぎ)」に、ぼたもちは春の花として知られる「牡丹(ぼたん)」にそれぞれ見立てて作られたことから、この名で呼ばれるようになったと言われています。

では、おはぎとぼたもちは、なぜお彼岸にいただくのでしょうか?これも諸説ありますが、これは、あんこの原料であるあずきの赤い色が「邪気払い」の力を持つ縁起物として親しまれてきたからだと言われています。

おはぎを食べたら、歯みがきもお忘れなく。