昭和の日に思う お口の健康の変化

4月29日は昭和の日です。

昭和という時代を振り返り、これからの日本のことを考える日とされています。

実は、お口の健康も昭和の頃から大きく変わってきました。

昭和の時代は、今と比べると「むし歯がとても多い時代」でした。

学校の歯科検診でも、むし歯があることが当たり前という状況で、治療した歯が多い大人の方も珍しくありませんでした。

その背景の一つとして、昭和の時代は砂糖の消費量が大きく増えた時代でもありました。

甘いお菓子や飲み物が身近になり、むし歯が増えたとも言われています。しかし現在は、予防の考え方が広まり、フッ素入り歯みがき剤の普及や定期検診によって、むし歯は大きく減ってきています。

その一方で、現代では歯周病や歯のすり減り、酸蝕歯など、生活習慣に関わるお口のトラブルが増えてきました。

時代が変わると、お口の病気の特徴も変わってくるのです。

昭和を振り返るこの日に、ご自身やご家族のお口の健康についても少し思い出してみてはいかがでしょうか。

「昔はよく歯医者に通ったな」

「子どもの頃はむし歯が多かった」

そんな思い出も、これからのお口の健康を考えるヒントになるかもしれません。

これからの時代も、歯は治療するものから守るものへ。お口の健康を大切にしていきたいですね。