かむ力・のみ込む力を鍛えて、動脈硬化予防へ
最近、「オーラルフレイル」という言葉を目にする機会が増えてきました。
オーラルフレイルとは、かむ・のみ込む・話すといったお口の機能が、少しずつ低下していく状態を指します。
「少し食べにくいだけ」「年齢のせいだから」と見過ごされがちですが、実は全身の健康と深く関係しています。
オーラルフレイルが体に与える影響
かむ力やのみ込む力が弱くなると、肉や魚、野菜などの食べごたえのある食品を避けるようになり、食事内容が偏りやすくなります。
その結果、次のような大切な栄養素が不足しやすくなります。
- たんぱく質
- ビタミン類
- オメガ3系脂肪酸
- 食物繊維
栄養バランスの乱れが続くと、筋力や体力の低下だけでなく、動脈硬化の進行リスクが高まることも分かっています。
さらに、フレイル(虚弱)や認知機能低下につながる可能性も指摘されています。
お口の健康は、血管と脳の健康につながる
「かむ」「のみ込む」という一見当たり前の動作ですが、これらがしっかりできていることは、
血管を守り、体全体の健康を保つことにもつながります。
お口の機能を維持することは、見た目以上に重要な健康習慣なのです。
今日からできるオーラルフレイル予防
オーラルフレイル予防のポイントは、特別なことではありません。
- しっかり噛める歯を維持する
- 合っていない入れ歯をそのままにしない
- よく噛んで食べる習慣をつける
- お口の体操や発音トレーニングを取り入れる
- 定期的に歯科でお口のチェックを受ける
気になるサインは早めにご相談を
「最近むせやすくなった」
「硬いものを自然と避けている」
「食事に時間がかかるようになった」
このような変化は、オーラルフレイルのサインかもしれません。
早めに気づき、ケアを始めることで、お口も体も元気に保つことができます。
気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

