気圧の変化で“歯が浮く”?

雨の日の違和感の正体「なんとなく歯が浮いた感じがする」「噛み合わせがしっくりこない」など、そんな違和感を雨の日に感じたことはありませんか?実はこれ、気圧の変化が関係している可能性があります。

雨の日の違和感の正体

低気圧になると、体の内側にかかる圧力も微妙に変わります。すると、歯の根っこの周り(歯根膜)にある神経や血管がむくんだり、敏感になったりすることがあります。その結果、「歯が浮いたような感じ」や「噛むと違和感がある」といった症状が出ることがあるのです。また、気圧の変化や湿気は、肩こりや頭痛を引き起こし、それが顎や歯にも影響することもあります。知らず知らずのうちに食いしばりや歯ぎしりをしていることもあり、これが歯に負担をかけてしまうのです。

雨の日に「いつもと違う」と感じたら、それはお口からのサインかもしれません。気になる違和感が続くようであれば、ぜひ歯科医院でチェックしてみてください。